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真田宗興 監査役事件簿

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真田宗興 監査役事件簿


        昔は政治は三流経済は一流といわれましたが、最近では企業の不始末、捏造が表に出て、政治も三流だが経済も三流といわれるようになりました。ということは国民も三流だということになります。日本のエリート官僚だけは優秀な大学を出ていて一流だと思いたいが、財務省の自殺した職員の遺書が公にされ、財務省トップの発言と辻妻のあわないことになっています。最近の政府筋の発表は政治家と官僚とマスコミがつるんで、戦前の大本営発表に近づいているようです。

石川五右衛門の辞世の句は「石川や、浜の真砂は尽きるとも、世の盗人の、種は尽くまじ」で、息子と一緒に釜茹でされました。人間が儀集するところには何やかや問題があります。特に利益が絡まると、その問題も激烈になります。釜茹でされることはありませんが、精神的に煮え湯を飲まされたり、損害賠償をかけられたりします。昔はお飾りであったような監査役も今では、会社が「コンプライアンス」をしなかったことを放置すれば、監査役自ら罪を問われるようになってきています。

会社の重役たちが銀座の「一流」クラブに高いゼニを出して通うのもわからないではありません。彼らは身を削ってこの出世街道を勝ち登ってきたのです。彼らの足を引っ張ろうとする連中は多いのです。彼らはある面刑務所の塀を歩いているのかもしれません。一歩間違えば刑務所に収監です。夜の美人たちに囲まれてよいしょされ、それで自信を取り戻し、あくる日、再び刑務所の塀を歩く勇気を持てるのでしょう。エラくなるということはその分ストレスをためるようです。

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