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読書

矢部武 中国を取るアメリカ、見捨てられる日本


    首相が靖国を参るのをやめたほうがいいと矢部は言っています。たとえ原爆で20,30万人殺されたとしても、中国本土では1000万人も殺したという統計もあります。アメリカのメディアも「無意味な挑発」と表現し、「戦争犯罪に対して十分な反省がない」との論調をもっています。こうしたアメリカメディアや、知識人の、日本に対する叱咤は、白人支配の牙城を食い破ろうとした日本人に対する敵意だという人もいます。ドイツではヒットラーを崇拝すると刑罰の対象になるそうですが、靖国に祭られた東条英機を拝んでも、刑務所に収監されません。悪いと思われている奴でも死ねば手厚く葬るのが日本のしきたりです。アメリカ兵のように、日本兵の頭蓋骨を煮て、それをアメリカの本国の恋人に送ったり、死んだ日本兵の鎖骨をペーパーナイフに加工して、ルーズベルト大統領に送ったりしません。ルーズベルト大統領は当分の間そのペーパーナイフを使っていたようです。そのような人たちから反省がないと言われたくないものですが、相手は強国です。日本の戦死者は300万人になるそうですが、アメリカ側の反省など聞いたことがありません。このような人の国・アメリカの核の傘に守られて、日本は韓国、北朝鮮、中国、ソ連と対峙していますが、最近の情勢では日本を抜きにして、北朝鮮とアメリカが話し合いをし、それに中国、韓国が加わって、話が進んでいるようです。アジア各国から日本はアメリカのトラの威を借りるキツネだと思われて、尊敬されていないようです。そうかといって田中角栄のように中国と仲良くすると途端にアメリカから釘を刺されたりします。アメリカは日本がかつての大東亜共栄圏などを作り、そこでイニシアティブをとることをひどく嫌うようです。中国や、韓国の、日本に対する「謝罪外交」なるものも、陰でアメリカが指図していると思われてなりません。

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