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読書

矢部武 人種差別の帝国


    第二次世界大戦の初期の当事者であるルーズベルトは私的な会談で日本人の脳は白人と比べて2000年も遅れていて、占領したら、日本人の男は全て断種して、日本人の女にはアーリア人の種を植え付けなくてはならないと言っています。アメリカインディアンでやっていたようなことを考えていたのでしょう。アメリカインディアンでは男も女もほとんど殺しました。日本への2発の原爆もその延長でしょう。ドイツ・ドレスデンの空爆を戦勝国は反省しているようですが、日本の原爆に対しては、すぐさま真珠湾攻撃を持ち出し、正式に謝ったということはありません。アメリカにもドイツの移民はいますが、強制収容所に入れられたのは日本人だけです。戦後プロレスで「東郷」という名のプロレスラーがいましたが、アメリカのリングでは卑怯な反則をし、その癖戦ったら弱いという日本人のステレオタイプを演じていたものです。日本では力道山がいて、体だけはでかいく、性格の悪いアメリカのプロレスラーを最後土壇場になって空手チョップでやっつけていました。私たちはテレビの前で喝采したものです。ところが後で力道三は朝鮮人とわかり、がっかりしたものです。これも日本人の心にある差別というものでしょう。しかし再三にわたる韓国の、日本に対する評判落とし、慰安婦像の世界各国の設置を見ると、これら韓国人や朝鮮人らとうまくやっていける自信がありません。私はコチコチの愛国者ではありませんが、いつまでも昔のことを言っているのだと叫びたくなります。この心境は現在の白人アメリカ人にも通じることで、かつてアメリカはインディアンを虐殺し、アフリカの黒人を奴隷にし、日本人に原爆を落とし、数々の悪行を続けています。いつかこれらのものに反逆されるかもしれないと思いから未だに民間で銃規制がなされていないのです。怖ろしくて、銃が手放せないのです。しかし日本はアメリカほどひどいことをしたという自覚はありません。韓国はこういう態度の日本に腹を立てているのかもしれません。大学を作り、産業を発展させ、朝鮮の向上を図ったといっても、大きなお世話だと反駁されるのでしょう。しかしアジアから植民地を無くしたという貢献が日本にはあったという評価もあります。中国でも日本の残留兵が八路軍に入り、蒋介石を中国本土から追い出しています。何もかも悪く言われては我々の立つ瀬が無いのです。日本はアメリカほど図々しくないので反省しきりですが、アジアにはいいこともしたとも言えるし、今も金儲けかもしれませんが、それぞれの国に援助も行なって、いいことをしていると胸を張って言いたいものです。

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