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福島香織 中国の女

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福島香織 中国の女


     中国の政府系シンクタンクの社会科学学院が多分2011年(この本が出版されたのが2011年ので)に発表した売春婦の数は600万人前後だそうです。潜在的に売春をする可能性ある女性、例えば水商売の女性を含めると倍の1200万人で、13億の半分が女性だとすると、63人に一人が売春婦であると解説しています。

中国の水商売の女性が日本人男を騙すパターンがあるそうです。

まず携帯電話を買ってくれということから、弟の進学費、父親の病気、日本語学習の費用、商売をするから投資というように、段々値が吊りあがって行きます。いい加減なところでぷっつりと携帯での連絡がとれなくなります。大概の男ならそこで騙されたと感じるのですが、日本人の男は何か事情があったのだろう、彼女の愛は真剣だったと思うアホガ多いということです。これでは中国のスパイの女にひっかかっては、洗いざらい情報を吐き出すのがオチです。日本人は万葉集の時代から女性といちゃいちゃすることしかやっていないのですから、曹操のように腹黒い男になれないのです。だからやたらたやすく騙されます。オレオレ詐欺で毎年何百億円も騙され続けているのがいい証拠です。曹操は敵に追われているとき、自分の子供すら馬車から突き落としたという男です。日本は中国に対していろいろ援助をして来ましたが、感謝されることなく反対に対日批判を続けられています。面の皮が厚いのです。

そうは言っても、中国人全員が曹操であるとはいえません。なかには献血の針の使いまわしで村全体がエイズに感染したということもこの本で書かれています。エイズだけではありません。共産党幹部の金儲けのために農民がその土地から追われるということも頻発しています。なすすべきもなく、流浪の民となり、都会に出て乞食をする羽目になったりする人も多い。どこの国でも食うものと食われるものとがいるということがわかります。

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