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あとがきでも言っているように、鳥居の意味ははっきりとわからないということです。「通り入る」から「トリイ」になったという語呂合わせ論もあります。フロイト流にこれは女性器をかたどったものだという説もあります。神社の前に鳥居がありますが、その通り道が「参道」であり、女性で言えば「産道」であり、鳥居は「出口」であり、まさしく女性器です。柱が二本立っていて、これは外陰唇であり、その間が穴であり、上部に二本の横柱があり、その真ん中に額があります。二本の横柱は陰毛であり、額はクリトリスになるでしょう。では男性器は何に当たるのだといえば、神官が振り回す大幣となるでしょう。白木の板がペニスで、板の先につけられた白紙がほとばしる精液と比喩されるでしょう。神官は鳥居を潜る抜け、神殿の前で大幣を振り回します。つまりこれはクライマックスということで、子宮口に精液を降り注いでいる状況を表しているのでしょう。神道の儀式も豊穣祈願でありますから、人間も作物も地にあふれかえることを願っていることになります。
漢字の「天」「井」をかたどったという説もあります。鳥居ということから、鳥を止まらすための建築物だという人もいます。昔から空から舞い降りる鳥は神の伝言者と見られています。古事記ではヤタガラス(八咫烏)、長鳴鳥が有名です。ヤマトタケルも死後白鳥になっています。
いずれにしても鳥居は神の領域と人間の領域を分ける区切りとして意味を持つものだといえるでしょう。天と地、生と死の門だともいえるでしょう。