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安易に「狂気」など使うべきではありません。本当の統合失調症になれば、落語などしゃべれません。談志は言外に「天才」の意味を含ませているのでしょう。天才ほど乱発される言葉は見当たりません。将棋でもちょっと強いと天才だといわれます。ところがいまや将棋も囲碁もコンピューターソフトにかないません。コンピューターから見ると将棋の天才もただの人です。いまのところ落語界でそのようなコンピューターソフトはないようですから、談志のように「狂気」などをちらかして、自分の天才度を吹聴している輩が多いように思われます。伝記など見ると、世に名の残る人には変わった人が多い。社会生活がまるでなっていない人も多く見受けられます。しかしそういった人は自分の風変わりな点を隠そうとして、一生懸命に平凡人を装いますが、おのずと非凡なものがにじみ出て、人々を唖然とさせます。最後には本物の統合失調症になった人も居ます。もともと平凡なものが、天才を真似しようとすると、何もかも大袈裟になり、嫌味の点が多々見られます。その癖、チャンチャンとカネを溜め、死ぬときには何軒もの家を持ち、残った家族を路頭に迷わすことなく、常識人として死んで行くようです。