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米山公啓 脳の地図帳

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米山公啓 脳の地図帳


      10年もたつと世の中ずいぶんと変わってきていると感じます。この本の出版は2009年ですが、将棋や囲碁のコンピューターは人間にはかなわないと書いています。今や反対に人間のほうがコンピューターにかないません。「将棋24」のサイトでは毎日二台のコンピューターソフトが出て対戦しています。レーティングは4300点くらいです。将棋のプロで、最強者でも3500点を行くかどうかです。1000点も違うとなれば大駒一枚の手合いです。飛車角どちらかを落として勝てるかどうかです。だから素人の2000台(アマチュア)4,5段など、赤子の手がひねられるようにひねられています。もはや人間は歯が立たないのです。かつて
2段はあった私は最近脳の劣化とともに3級に落ちてしまいました。将棋ソフトとはしません。勝てないとわかっているからです。ミスのないソフトなどやってみてもおもしろくありません。その点私クラスになると、人間同士の一局の将棋に何回もミスが出てきます。最後にミスしたほうが負けとなるのです。私もあと残り少ない人生ですが、相も変わらず将棋のようにミスをしながら死んでいくのでしょう。最後この文章を終えるに決め台詞がないかと思案しているのですが、何一つ思い浮かべることができません。結局平凡な男のミスは何ら輝きもないということです。

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