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読書

粗食レシピ


    粗食レシピときくと、簡単で、一人暮らしの老人でも楽々料理できるものと思いましたが、調味料も料理の工程も多いものがこの本には多くありました。費用も安く、簡単にできて、なおかつうまいものというものはなかなかないものだとわかります。刺身などは切るだけで簡単ですが、値段は高く、ましてや毎日食べられるものではありません。松坂牛は焼くだけですが、それも毎日というとあきが来ます。安いものをそれなりにうまく食べようとしたらやはり工夫を凝らさないといけません。豆腐など醤油をかければ食べられますが、やはり生姜をすって入れたほうがしゃきっとしてうまく食えます。やはりカネのない者は毎日苦労しないと生きていけないようです。生姜をするだけでブツブツ言うようでは、もはや死期が近いといえそうです。この本では「一汁一菜」とご飯ということで、年寄りには若者のように何品もとる必要がありません。出て行くエネルギー量も少ないのですから、取り入れるエネルギー量も少なくていいということで、そのバランスが取れないと病気になります。この本ではまず汁物方食べ、その次に副菜、最後にご飯と言っていて、この順番だと血糖値が急激に上がらないということですが、私としてはご飯を食べながら、副菜も食べ、同時に汁も吸うというとことが、ご飯と他のものが混じって新しい味を作り出すということでいいのではないかと思います。いくら健康にいいといっても、ご飯だけを食べているのは味気ないものです。やはりご飯にはヒュージョンというかコラボレーションが必要で、他と交わってこそ、新規な味が出るというものです。

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