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綿谷雪 近世悪女奇聞

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綿谷雪 近世悪女奇聞


    日本の女性に根っこから悪い女はいないようです。悪い男がつくか、貧困から食べるために悪さをするしかなかったようです。昔の女性のセーフティネットは遊郭だったかもしれませんが、そこには悪い男のたまり場所でもあったので、朱に交われば赤くなるという例えのように、おのずと悪さをするようになったのでしょう。前科一犯では現代では執行猶予になる可能性が高いとおもわれますが、江戸時代末期から明治にかけての状況は獄門にふせられるのが多い。女囚の場合、イジメが陰湿で、うんこを頭からかけられたりします。そこで鍛えられて、本物の悪者になるようです。人を殺しても一人くらいで、男の不義理とかで同情に値するものです。大概は男と寝て、男の金を盗むようなことが多い。このようなつまらないことで、当時の週刊誌みたいなものの黄表紙に大袈裟に書かれ、「鳥追いお松」などとたいそうらしい名前をつけられ、稀代の悪女として風評されたのです。

現代では男を何人も毒殺したり練炭で中毒死させた女性はいますが、根は貧困で昔と変りがありません。女も男も貧困から犯罪を行なうので、これからは年金など止めて、一律に国民一人一人に最低生活補償金を与える、ベーシックインカム制度の導入を考えないといけない状況だと思われます。

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