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薬師院仁志の口癖は「誰が悪いというものではない」となります。現在の世界がこうなったのは、必然か偶然かわからないけど、どこの民族や国家などを特定して、それが諸悪の根源であるとは言えないといっています。どの地域でも隣同士は仲が悪いのです。日本と韓国に限ったことではありません。EUではイスラム諸国から移民が入ってきて、今ではその地に二世三世が生まれてきます。もともとキリスト教とイスラム教はそりが合わないところに、同居の事態が進んだのですから、軋轢がひどいものになります。薬師院仁志はフランス語が堪能のようですから、フランスのことを中心にして述べています。人手不足のときは移民も歓迎されましたが、不景気になると移民はお荷物になります。そうかといっていまさらお帰りくださいとはいかないのです。二世三世はもはやフランス語しかしゃべれないので、親の国に帰っても生きるすべがありません。ましてや国許は不安定で戦争状態のところが多いのです。フランスでは就職もできなし、その鬱憤で荒びたりします。なかにはテロ組織に入って、騒動を起こします。中にはビルから落ちそうになった子供を、ビルに這い上がってその子を助けた移民の青年がいましたが、その功績によって消防局に就職できました。フランスでの就職はどのような職業でも「資格」がないと雇用できないのです。料理人だってその種の学校を出ていないと雇ってもらえないのです。その青年は「資格」がないのに、特例で消防職員になれたのです。大概の移民の若者は街でうろうろするしかないのです。「小人閑居して不善をなす」まさしくこのことわざどおりです。「犬も歩けば棒にあたる」消防局員になったその青年はこのことわざにいい面をあらわす好材料です。しかしながら大方の移民の若者は、最近の右翼の台頭で、町を歩けば有形無形の「棒」(バッシング)を受けているようです。