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藤井伸二 金なし、コネなし、タイ暮らし

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藤井伸二 金なし、コネなし、タイ暮らし


         2005年に初版本が出て、これは2010年の改訂版です。そろそろまた改訂しないといけないでしょう。もはやかつての純朴な民の住むところではないかもしれません。「微笑みの国」と言われていますが、相手にカネがあってこその微笑であって、多分今では大都会のバンコクではカネのない外人なんか相手にしないでしょう。
You Tubeでバンコクの繁華街を毎晩見ていますが、太って年取った欧米人の男たちが下着姿のようなタイの若い女性を連れて闊歩しているのが見受けられます。日本人もいるのでしょうけど、アジア人について中国人か、は韓国人か、現地人か、日本人かの区別がつきにくい。一応売春は禁止されているようですが、この方面で外貨を稼いでいるというのは公然の事実です。警察のおえらい幹部や政治家もパブやカラオケバーの陰の経営者であり、法があってもざる法であり、時には相手の店を潰すために力の強い者が警察とグルになって売春摘発などしています。日本から来てこの地にこのような商売をして儲けようとするのは間違いです。有り金全て吸い取られるでしょう。おまけにミッシングになっている日本人も多いと聞きます。身ぐるみはがされて殺されているか、ジャングルか川底で白骨死体になっていることでしょう。基本的には仏教の国ですが、銃も野放しで、殺人も10万円くらいで請合います。おまけに恩赦などが頻繁にあって、殺人者もこの恩恵にあずかって、刑期を大幅に短縮して出てこられます。

タイで一番適応力のある日本人は公務員をして定年退職した人だそうです。退屈で興味も湧かない仕事を営々と続けてきた経験がここでもものをいいます。おまけに年金も一般の人よりいいものですから、ミミズのようにタイの大地にもぐりこんでぬくぬくと過ごしているようです。ときには泥から抜け出して、カオサンあたりの夜の街に繰り出して、女性を試食しているのでしょう。

タイでいい天気のことは、曇りか雨に日です。太陽が出てかんかん照りの日は外にはいられないでしょう。この前インでは50度を超えたとニュースでありましたが、タイも40度を越えているかもしれません。このような熱いところで仕事をするなんて「アホ」しかいません。タイの男性は木陰で寝転がっている人が多い。仕事があってもまじめにやっているようには見えません。

第二次世界大戦で、日本が負けそうになったとき、タイはすばやく連合国に寝返りました。この国の指導者は目先のきく人ばかりです。外交力は日本よりも進んでいるかもしれません。

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