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私もトシをとったせいでなかなか風邪が抜けませんでした。免疫が落ちているのでしょう。漫才師サンドイッチマンのコントを見て笑い、免疫を付けようとしたのですが、思うようにはなりません。笑うことすらしんどくなります。健康でないと笑うこともままならぬということです。元気であるから笑えるのであって、そうでないとき無理に笑おうとすると、かえって症状は悪くなるかもしれません。風邪の時は家にじっとしていることが一番いいことかもしれません。この本でも書いていることですが、せいぜい一時間笑うことで、免疫力が高まり、それ以上笑うと免疫力は落ちてしまうとあります。
糞の組成を調べてみたら、「便の固形分の60%が水分、20%が腸内細菌とその死骸、15%が超粘膜細胞の死骸、残りの5%が食べかす」だそうです。人の幸福度は腸内細菌の数によって定まるといった趣旨のことを藤田は別の本でも書いています。腸内で悪玉菌がふえるとウツにもなると言っています。腸は第二の脳であるということだそうです。下痢や便秘をしている人間には全うな考え方が出来ないということになります。もれそうなときには簡単な計算も出来なくなるということは確かです。ブッタの言う「正思」も規則正しい排便が伴ってこそのことであり、そうでないときは大概間違った考え方をしていると思ったほうがいいでしょう。ブッタはまた「一切衆生悉有仏性」とも言い、悪玉菌がいるからこそ善玉菌にスポットライトが当たり、日和見菌がそれらのバランスの上で態度を決めているといった世界が広がっています。だから悪玉菌がないと善玉菌も活躍できないかもしれません。藤田も言っているように、あまり清潔になりすぎるとアレルギー疾患が増えるという意味は、悪玉菌でも食さないと免疫組織が育たないし、悪玉菌が見つからないものだから、かえって未熟な免疫組織は自己を攻撃するようになってくるということになります。ブッタの慧眼は最新の医学まで達していることがわかります。「一切衆生」どのような些細なものでも意味はあるのだということを2500年前に考え付いたのがブッタです。