[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ただいまコメントを受けつけておりません。
この本が出版された一ヵ月後、藤田先生は薬事法違反で逮捕されました。知り合いが売っていた健康食品をガンに効くなどと書いて、捕まりましたが、後に不起訴となっています。晩年に於いて痛恨の思いがあるでしょう。薬と健康食には厳然とした区切りがあるようです。この垣根を越えては問題が起こるということです。この本でも肉を食うとガンになりにくいと言っています。肉は薬に抵触しないので、捕まる心配がありません。大昔は肉を食うことは「薬食い」といっていたくらいですから。戦後日本人の寿命が延びたのは、伝統的な野菜中心の日本料理を食べたせいではありません。藤田によると肉をよく食べるようになったから長生きできるようになったと言っています。穀物や野菜中心の食生活に肉が加わることにより、バランスの取れた食生活になったことが長生きの原因です。日本人の腸は欧米人より長いというのは大嘘です。食物繊維を消化するために日本人の腸は長くなっていて、だから肉など食うと、それが長く腸に留まって、悪さをし、ガンになりやすくなるという説があります。腸の長さが同じならこの説も根底から崩れるでしょう。
農耕時代より狩猟時代のほうが何万倍も長いのですから、もともと雑食であったが、肉も大いに食べてきたのです。やや肉食に適した体になっていたのが、農耕時代が始まると炭水化物を多くとるようになりました。それで人間には糖尿病やらいろいろな病気が起こったという人もいます。
週に2回ほどビーフステーキを食べなさいと言っています。100歳にならんかとしているもっとも日本で有名な病院の医院長もステーキを欠かさない食生活をしているようです。回りに若い女性をはべらすのも長生きには効果があります。こういう人はカネがあるからできるのでしょう。カネのない人でも、日々散歩に出て、若葉をめでるのではなく、女性をなめるかごとくねっとりと見つめることでも効果がありそうです。