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行方史郎IQは金で買えるのか

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行方史郎IQは金で買えるのか


     もうじき新しい階級社会がやってくるそうです。遺伝子操作で
IQを高めて高い収入を得る階層と、自然に生まれて、何らの才能のない階層に分かれるといっています。今は病気などの発症を遺伝子操作で押さえ込む治療をしていますが、やがてこれをより積極的に進め、頭のいい子供を作ろうとしているのです。二人の親だけでは大した子供はできないけれど、ノーベル賞級の人の遺伝子を挿入して、二人だけでは得られない高いIQを装着できることも可能になりつつあります。

遺伝子の改変はウィルスや病原菌などに対抗しておこるものだということになっています。だから多様性が必要であり、頭の悪い人間もウィルスや病原菌から見たら、超エリートの体質を持っている可能性もあります。ただIQだけの高さを求めて人間を改良していくと、サラブレッドや血統書付きの犬になってしまします。能力はあるが、壊れやすいといった弱点も出てくるでしょう。みんながみんなIQを高める遺伝子操作をしたら、人間の多様性は狭まり、あるウィルスや病原菌の感染で一挙に絶滅するといった危機もおこるはずです。私の考えは自然のままでいいのではないかと思いますが、この厳しい社会ではいくらウィルスや病原金に強くても、頭が悪くてはいい仕事に就けないでしょう。そう思うと仕方のないことだということになります。いずれにしても遺伝子を操作できる人はそれなりにその治療に高い金を払うことのできる人であるので、この地点から格差がついているのだとわかります。金持はますます金持ちになり、その治療が出来ない貧乏人はますます貧乏人になるという、今でもそうですが、将来ももっと確実にそうなるでしょう。

IQの高い人間は一定の人数の頭の悪い人間をブリーダーして、その者がもっている病気に対する抵抗力の遺伝子を抽出して自分の体に埋め込むという社会も到来するかもしれません。

中国の一人っ子政策の影響でこの方面の研究がすすんでいるようです。近い将来中国は天才が続出するかもしれません。学問の世界でもノーベル賞総なめにし、スポーツの世界でも金メダルをほとんどとっているかもしれません。金で買えないものは何一つもないということになります。

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