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袖井林二郎 アーサー・シイクの義憤の絵師

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袖井林二郎 アーサー・シイクの義憤の絵師


         我々戦後っ子は戦前の日本の軍部は愚かで野蛮で、アジアの人民に多大なる損害を与え、それに対して正義の味方のアメリカが、日本の人民をも圧政を強いた軍部をやっつけたのだと教わりました。いわゆる自虐的史観の刷り込みです。戦後70年以上も経つと、全て日本が悪かったという歴史観はどうもおかしいのではないかと思うようになります。戦前朝日新聞は戦争を高揚していました。その反省から戦後権力に対して懐疑的になり、お説教を垂れたりしています。そのくらいはいいのですが、慰安婦の問題や中国での日本兵の誇張した振る舞いなどを記事にし、日本を貶め、その分韓国や中国を喜ばすような状態になっています。もともと日米戦争を起こした張本人はアメリカのルーズベルト大統領です。その妻は共産党系の人物と係わり合いが深く、戦前の国際状況は中国でのアメリカの利権を通すために、ロシアのスターリンと組んで、日本を中国から締め出そうとしていたのです。アメリカのやり方はいまもかわりありません。北朝鮮でも中国での無理難題を吹きかけ、一発でもミサイルを撃ったというものなら、総攻撃をかけるつもりでいます。そうして相手国を粉砕した後、日本でもあったように
CHQを常駐させ、悪いのは軍部と政府です。私たちはこれをやっつけるためにやってきましたと、宣伝するのでしょう。二発の原爆を落としたのも、皆さんを覚醒するためやっただけで、ほかに他意はありませんというでしょうが、実際は「黄禍」を恐れるあまりの、殲滅を目指した人種政策にほかなりません。日本ではこの政策が上手くいき、小泉内閣時代、日本に無差別爆弾攻撃を命令した将軍にたいして勲章を授与しているくらいです。

袖井林二郎も自虐的史観をすり込まれたようです。ワシントンの議会図書館で、シイクの画収集の本の一ページが切り取られているのをみて、とっさにこれは日本人の仕業だろうと思ったと書いています。証拠にもないのにこう思うのは、欧米人が日本人のことを「ずるくて、汚いやり方をする」という偏見に袖井も染まっていたのでしょう。袖井などの反応を見ると、何と日本人は素直で疑いを持たない、人の良すぎる国民ではないかと思われて仕方ありません。

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