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読書猿 アイディア大全 創造力とブレイクスルーを生み出す42のツール

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読書猿 アイディア大全 創造力とブレイクスルーを生み出す42のツール


       これを書きながら私は
NHK番組の「ブラタモリ」の録画を見ています。神戸遍をやっています。アイディアとは異なる二点間の橋渡しをするということで、このような「ながら」活動も面白いひらめきをもたらすかもしれません。アイディアという漠然としたものをはっきりさせるためには、やはり言葉がなくてはなりません。言葉とは物事をはっきりさせるものですが、同時にすぐそれから逸脱しがちになります。言葉が意味するものと意味されるものとの間にいくぶんかのズレがあり、その間隙を別の言葉で埋め合わせをするということも度々起こります。「創造力」とか「ブレイクスルー」とかはその埋め合わせが異質なものであればあるほど、高くなるのではないかと思われます。「ブラタモリ」を見ても、何ら革新的アイディアは起こりませんでしたが、番組の中での洋菓子は食べてみたいとおもいました。なぜ神戸で洋菓子が発展してきたかというと、外人が住み、卵や牛乳が手に入りやすくなったせいだということです。ここで老舗の和菓子屋が出ています。先々代の店主がもともと小麦粉と水と少々の砂糖で焼いたカチカチの煎餅を、大量の砂糖と卵を混ぜ、前歯が折れるほどの固さの煎餅をほどほどの硬さに変えてきたという説明がありました。煎餅という言葉も時代によって、変化しているのだとわかります。この柔らかい煎餅によって、かつて日本人の特徴であった強固で出っ張った前歯の形質はなくなったと思われます。明治時代フランス人ビコーが描いた日本人はみな出っ歯でありました。大正、昭和、平成と時代が進むにつれて、日本人から出っ歯がなくなっていきます。ここで忽然として気づきました。神戸の煎餅と日本人の歯の変化に関連性があるという革新的なアイディアが閃いたということに。

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