GAFA（グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン）はどこの国においてでも税金を払ってはいません。これら多国籍企業は本社を税金の安い国において、それぞれの国において儲けた子会社の利益を、本社からの知的財産の使用という名目で吸い取り、それらの国々では赤字にして、一切税金を払わないのです。そのために国は消費税や社会保険料の引き上げで乗り切ろうとするほかありません。つまり貧乏人から高い税金を取り、金持ちからは取れなくなり、税金による所得再分配ができなくなったということです。アマゾンのジェフ・ベソスが３０億円かけて宇宙両行ができたのもこれら税制のおかげです。もう宇宙から帰ってくるなと言われましたが、のうのうと事故もなく３０億円使い切って帰ってきました。日本人の社長にも大金かけて宇宙旅行をしようとしていますが、年々予算が少なくなる教育に寄付したほうがよっぽどか有意義な金の使い方だと思います。

各国はこれら多国籍企業に税金をかけようとしていますが、租税回避業者と言われる会計会社、ビッグフォーの中のずる賢い計理士などによる手法と彼らのロビー活動によってなかなか困難を極めています。