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読書

諸富祥彦 125の気づきの言葉


       臨床心理士やカウンセラーは簡単に「神」とか「守護霊」など使っていいものであろうか?中学生や、ポエティックな高校生の女の子くらいなら、それらで納得するかもしれませんが、パワハラやセクハラを受けて、世間の不条理に直面して、精神がボロボロになった患者などに「守護霊」など、それはないだろうと思われます。また死が間じかに迫っている私などが読む本ではありません。といっても、閑なので全編を通読しましたが、もし私が問題を抱え、このようなカウンセリングを受けたとしても、そうそうその問題が解決されるとか軽くなったとかにはならないだろうと思われます。この本の扉にも書いているように、何事も問題解決のキーワードは本人の「気づき」なのですから、「神」とか「守護霊」などはレトリックと考え、気休めな言葉と思えば、何らギスギスとすることもなにのですが、日本のカウンセラーがこのような気休めな言葉を使って患者と対面しているのら、テレビや新聞や雑誌の占い欄とかわらないということになります。

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