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「ありあまる」ものと、「たらないところの」ものがひっついて、ああ気持ちいいでは、修士論文ではすまないのです。副題にポルノグラフィーの歴史社会学とあります。小難しい文章が続き、下半身の膨張を期待していた私の期待を裏切ります。フーコーなど難解な学者たちの引用を多用し、単純な私の頭では理解の超えるものになっています。唯一喜びを感じたのはカメロンの一場面です。
修道士ルスティコが少女のアリベックを見ると、肉がたちまち隆起してきました。
「ルスティコ様、外に突き出たものは、なんですか?私はそういうものはありませんけど」
「わが娘よ、これこそが今申した悪魔です。この苦痛の大きいこと、やっとの思いで耐えているのです」
「まあありがたいことに、私にはそのような悪魔はついていませんわ」
「あなたには地獄を持っているのです」
少女はそれまでどんな悪魔も地獄に入れたことがなかったので、はじめはちょっと痛みを感じました。そのうちに、少女はこの遊びが大好きになり、隠者に言いました。
「悪魔を地獄に閉じ込めるくらい楽しいことは、これまでしたことがありません」
赤川学は東大に入るくらいですから、高校生の頃から手淫も控え、ましてや女性とセックスすることもなかったでしょう。大学生になってやっとアダルトビデオを見て、男性俳優のタフさに驚いています。その頃になってやっと女性とセックスしたかもしれませんが、あっという間に果てる自分の早漏さに男としての自信を失ったのかもしれません。東大という衣装を身に着ければ何とか格好がつくものが、裸になると、そこらの暴走族のヤンキーに劣ると思うと、果たして自分の人生は正しかったのだろうかと思うことでしょう。文化勲章授与式に夫婦が並んだ写真を見るにつけ、これら奥様の顔つきには、こんな木偶の坊を男にしてやったのだという自信がみなぎっています。