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赤木攻 タイの永住日本人

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赤木攻 タイの永住日本人


    タイに10年以上住んでいる人を永住といっています。戦前からタイと関係があり、戦後いったん日本に帰ってもまたタイにきた人がいます。日本軍兵士のほうは、収容所から抜け出し、タイに潜伏し、そのままタイに居ついた人もいます。戦後タイ人と結婚しタイに来た日本女性もいます。戦後タイに企業の駐在員として来て、タイで人脈を作り、そこで起業する日本人もいます。バックパーカーでタイに来て、だらだらと居座る人はここでは書かれていません。調査の対象ではないようです。

日本の敗戦後タイ人の態度が変わらなく、相変わらず日本人に親切にしてくれたと多くの人が証言しています。タイ人の鷹揚さがわかります。人数が少なかったので、珍しく思われたのかもしれません。それに対して中国や朝鮮での敗戦後の日本人はひどい目に会いましたが、これも多くの日本人がそこに行き、そこに割り込んで、高飛車な態度をとったせいかもしれません。どうも日本人は少数ではおとなしいのですが、多数になると傍若無人になるようです。いまだにこれらの地では、映画など作るとき、日本人に扮した俳優は「馬鹿野郎」と叫んでいます。他の民族をこのように叫んでいたのでは、友好的にはなりません。赤木攻もこう書いています。

『「ガイジン」(欧米人)には時には卑屈な態度を見せるほど丁重なのに対し、「非ガイジン」(アジア人)となると蔑視しがちで、交際を避けようとするのが我々なのである』

どうも我々は他民族との接触に慣れていません。絶海の孤島に住んでいる我々は長年中国や朝鮮と少し関係があっただけで、ほとんどの期間独居状態であったのです。急に国際的になれといわれても、「察する言語」の持ち主の日本人が、「察し」ようとしない中国人や朝鮮人を目の前にして、どう対処できるのでしょうか?思わず「馬鹿野郎」と言って、ビンタを張るしかないようです。このようなことがあっていまだにこの地の人々から憎しみをかっています。

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