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赤瀬川原平編 全日本貧乏物語

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赤瀬川原平編 全日本貧乏物語


        貧乏をすると何でも食うということと、カネが入れば、貧乏の仇でも取るように、一度に大量に食うということもわかります。何でも食うとは、自分の鼻くそや、爪を食ったりする人もいます。カビだらけのシイタケを煮て食って、他は食中毒になったが、本人は平気だったという人もいます。東海林さだおは500グラムの牛肉入りのカレーライスを下宿時代に食ったと言っています。もう一人の下宿人に見つかって半分になりましたが、250がラムは確実に食っています。椎名誠は下宿人と計4人で、炊飯器でコメを炊き、その上に買ってきたトンカツを載せ、玉ねぎと卵を煮たものをぶっかけ、かつ丼にして食ったと書いています。

わたしの貧乏性では、洋菓子を買ってきて、透明のフィルムについたクリームをスプーンでこさげて食っています。コーヒーについてくるプラスティック容器のミルクなど、コーヒーを入れて中身を完全にとったりしています。赤瀬川原平はあとがきで貧乏こそ文化であると言っています。金持ちはこのような努力はしないでしょう。

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