最近天皇即位の国民祭典で「嵐」というグループが歌っていましたが、たぶん適菜収はそれを聴きながら腹を立てていたことでしょう。「ジャリタレ」の成れの果ての「嵐」が「アーティスト」気取りで、Ｂ層丸出しの「つたない」歌を披露するなんて、天皇制をバカにしていると思っていることでしょう。バッハなどの荘厳なクラッシックを演奏すべきだというでしょう。もうここにいたっては、かつてＢ層はＡ層に利用され、いい加減にあしらわれた者であったが、表にしゃしゃり出て、「バカ」丸出しのパフォーマンスをして、恥じらいもなくやっているようになりました。Ｂ層主導の政治がまかり通るようでは、もはや日本は「民主主義」の最悪のパターン「愚衆政治」に行き着いたということになります。「EXILE」「嵐」は飲食界では「吉野家の牛丼」みたいなもので、これを天皇に差し出してはそれは何としてもまずいことであり、一流と三流との見分けがつかないＢ層がいかに現代跋扈し、日本の文化を破壊しているということになります。国会議員の中にも、皇室の人に対し、あんたが立ったままでは俺たちも座れないではないか、速く座れよとほざいた人もいたそうですが、これは日本人かとあきれてしまいます。適菜収とって最近の日本はいたたまれないような気分になっているでしょう。