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読書

鄭芝淑 ミニマムで学ぶ韓国語のことわざ

日本と似ているものもあり、似ていないものもあり、わけのわからないものもあります。

わからないものでは、「家で漏れるパガシは野に行っても漏れる」、パガシとはヒョウタンを二つに割って、容器にしたもので、日本でいえば馬鹿は死ななきゃ治らないということになるようです。

「稲妻で豆を煎って食う」

機敏さを言っています。漢語で「脱兎之勢」とでもいえるのでしょうか。

「犬の飯にドングリ」

孤立した人間のことを言うのだそうです。ドングリに種は硬くて犬でも食べられないことから、ショボンとしている犬の有様を表現しているのでしょう。

「衣服が翼」

はじめこれは歌手のジュディ・オングかと思いました。不死鳥を模した服を着て歌っていましたから。これは「馬子にも衣装」ということになります。

    「腕は内側に曲がる」

身びいきということです。外に曲がれば脱臼で、当たり前のことです。当たり前すぎて意味がわかりませんでした。

「薬屋に甘草」

でしゃばり人間のことをさしています。

「冷めたお粥を食べる」

冷遇されている意味なのかとおもいましたが、「非常にたやすいことの」たとえだそうです。

「自分の洟が三尺」

鼻水が垂れるくらいだから、風邪の症状がひどいのかと思いましたが、自分のことが精一杯で他人まで気が回らないことを指します。

「スイカの皮なめ」

形式的で内容が伴わないことです。

「叩く姑よりもやめさせる姑がもっと憎い」

韓国現代ドラマではオバサンが自分の息子の恋人である若い娘を叩いているシーンがよく見られます。しかし韓国時代劇ドラマでは今日味方であった者が明日には敵対者になるといった目まぐるしい変遷がよく見られます。裏切られるということこそ憎悪をかきたてるものはないようです。

「喉が捕盗庁」

捕盗庁の韓国語での発音は「ポトチョン」といいます。韓国時代劇ドラマの見すぎて、覚えてしまいました。食えないと泥棒までするということです。

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