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金容雲 醜い日本人

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金容雲 醜い日本人


これは朴泰赫の「醜い韓国人」に対して反論の書になっています。金容雲はハングル語の不自然さから、ソウルのいる朴泰赫は実在の人物ではなく、解説、翻訳者の加瀬英明が書いたものだと主張しています。

 冒頭から歴史問題に触れ、

 「日本人には普遍思想の規範の上に立つ経験体験を積み重ね上げた近代の歴史がいまだにつくられていなく、そのために日本民族の原初的な感情が濾過されていないことによる。それによって派生する社会教育の無秩序のためである」

 過去朝鮮・韓国は日本に文明をもたらし、日本民族の野蛮性をたわめてやったのではあるが、この民族の好戦性格だけは何とも致しがたく、朝鮮は三国時代から、中世では倭寇、豊臣秀吉の二度にわたる侵略、そして最後挑戦を植民地にしたことを考えると、日本民族というものは、小賢しいけど大局を見る目が無く、上の者や先生に対して尊敬心がなく、反省心の欠片もない民族で、「恩を仇で返す」民族であろうということになります。

 「日本は先進国から文化・技術を貪欲なほど吸収し、その収集過程のおいては先進国を学び姿勢を示すが、ひとたびある程度吸収し終えると、つぎはそれまで尊んできた先進国を「蛮人」扱いにする。朝鮮を「チョーセン、もしくはチョーシェン」、中国を「チャンコロ」、スペイン、ポルトガル、オランダを「南蛮」、アメリカ、イギリスを「鬼畜米英」と蔑むような言い方は最も良い例である」

 「弱いものとあればすぐいじめるのが征服過程での日本人の原型に内在しているのかもしれない」

 いわれれば、そういうところもあるかもしれません。私の小さい頃も、「チョウセン、チョウセン、ぱかにするな」とか「チャンコロ」などといっていました。今に至っても、学校でも会社でもいじめはたくさんあるようです。

 広島長崎の原爆についても、シンガポールの特派員に言わせて、金容雲の気持ちを代弁させています。

 「被爆されたかたにはほんとうに心苦しい言葉だけれど、僕は原爆投下は天罰だったと思う」

  韓国人のほとんどがこう思っているのでしょう。人気のKポップの歌手が広島原爆ドームのTシャツを着ていて問題になりました。日本で稼いでいるのに、それはないだろうというのが日本人の思いですが、韓国人にしてみれば、少々稼がしてもらっても、この積年の恨みは晴れるものではないということなのでしょう。

 
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