忍者ブログ

読書

鈴木則文 東映ゲリラ戦記


    B級映画ばかり作ってきて、芸術などといわないところが鈴木則文のいいところかもしれません。新人養成のプロで、ポルノ女優池玲子や杉本美樹などスターにしています。興行的に成功するために、アイディアを搾り出し、時代の流れに忠実に沿って映画作りをしています。ヤクザ映画がはやればヤクザ映画、ポルノが主流と見ればエロ映画と、変わり身の早いところを見せています。監督ともなれば俳優の生殺与奪権を持っているのですから、女優を食ったりして、いい思いがあるのでしょう。いったんこのうまみを味わったら、なかなかこの業は止められないと思います。ハリウッドでワインスタインは何十人もの女優と寝たことがばれて、それがセクハラだと訴えられています。NHKのプロジューサーも芸能プロダクションから女を抱かせてもらっているという噂があります。性接待は韓国ばかりではなく、日本にもありそうです。女性の取り扱い方は何重にも慎重であらねばなりません。当時は懇ろだったとはいえ、時間の推移で女性の気持ちはどうとでも変わるのです。何十年か前の三越の株式総会のなかで、解任された社長の岡田のように「なぜだ?」と絶叫するはめになるのです。因果が巡るということです。男も女もお互い相手を利用しようとしているのですから、後腐れない利用の仕方をしないと、あとあと「なぜだ?」ということになるのです。

PR

コメント

プロフィール

HN:
No Name Ninja
性別:
非公開

カテゴリー

P R