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長沼毅 死なないやつら

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長沼毅 死なないやつら


        物理学者のシュレーディンガーは生命のことを「構造と情報の秩序を保つシステムである」と言い、宇宙の「最強の原理」であるエントロピー増大に唯一逆らうものなのだと定義しています。エントロピー増大とは宇宙は無秩序になっていくということです。

私は手相の解説にエントロピーの考えを導入した最初の占い師です。つまり生命線は親指の付け根から弧を画いて手首に向かいます。付け根が0歳で手首の方は80歳くらいになるでしょう。手首の辺りが「混沌」です。死ぬと肉体はばらばらになり、無秩序になります。しかし運命線はこの手首あたりから発生し、人差し指に向かって進んでいきます。運命線とは精神であり意志でもあります。精神・意志はこの「混沌」の地が0歳で頭脳線との交点が33歳ころ、愛情線の交点が50歳ころで、生命線とは逆向きになっています。この運命線こそがエントロピー増大の宇宙原則に唯一はむかうものなのです。この精神と意志こそが自らの肉体をばらばらにしないで、秩序を保とうとするものなのです。

生物学者によりますと、40億年前にバクテリアのような単細胞生物が生まれます。分裂してドンドン増えます。餓死することはあっても、「寿命」で死ぬことはありません。ところがある日、周辺の細胞は死ぬが、コアである中心部の細胞だけは何とか次の世代に引き続けられるという「寿命」のある多細胞生物が突然変異で生まれます。このコアの部分が生命の設計図で、二重螺旋のDNAであります。これ以降突然変異を繰り返し、200万種とも300万種とも言われる多彩な生物種が生まれたのです。これらの生物種のDNAは同じ物質で出来ていて、アミノ酸も20種類だけです。この地球上にいる生物はすべて起源を一つにしているということになります。

エントロピーの説明に水の中に落ちた一滴のインクがあります。自然に拡散して行き、決して元のインクの一滴になることはありません。ところがこの水の中に金魚でもいると金魚の運動によってよりその拡散が早まります。この宇宙も自然と無秩序になりますが、我々生物が存在することでよりこの無秩序を早めることになります。

「私たちは一見すると宇宙最強の原理に抵抗しているように見えながらも、実はそれに手を貸し、みずからの消滅を促していることになります」

つまり「生命があったほうが宇宙ははやく終わる」ということなのです。

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