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いまはソ連が歯舞、色丹、国後、択捉島を日ソ不可侵条約を破って、終戦のどさくさ紛れに不法占拠しています。ソ連はこれらの島々に韓国や中国に投資を促しています。抗日70周年記念で習近平とプーチンと朴大統領が仲良く会談しています。我々の神経をさかなでる光景です。昔から朝鮮は中国やロシアや日本にはさまれて、あっちについたりこっちについたり、態度が定まりません。たとえは悪いですがカネと庇護を求める性悪な妾のように見えてきます。朝鮮から見ると日本はすぐバカヤロウと怒鳴る暴力的な旦那かもしれません。中国から見るとかつては属国で蛮人のようなものが、西洋列国の尻馬に乗って、清王朝の腐肉に喰らいついた狂犬のように思っていることでしょう。ロシアから見ると、白色人種のプライドを著しく傷つけた、二流人種でありながら一流人種の格好をしたがる分相応を知らないとんでもなく、許しがたい奴だと思っているはずでしょう。これら近隣の諸国と仲良く出来ないことは悲しいことではありますが、歴史のいきかがり上仕方のないことです。シリアのように国民同士が市街戦をやっているのを見ると、虫の好かない国に囲まれていても、まだ日本には内戦がないのが仕合せと思わないといけないようです。かつて日本が三国干渉を受けて、臥薪嘗胆してやっと日露戦争でロシヤに勝ったように、ここ当分の間はじっと我慢し、ロシアが原油安で国が持たなくなるのを待ち、韓国のサムソンが倒産することを願い、中国のバブル崩壊に期待をかけることしかありません。
かつて日本は満州の植民地経営をし、満州に多額の投資をしましたが、戦争に負け、何もかも失いました。一応満州国は独立国の体裁をとっていましたが、実際は傀儡政権であり、満州国皇帝溥儀は日本軍部の人形でした。満鉄線路の周辺に日本から食い詰めた貧民を入植させましたが、敗戦後これらの人々はひどい目に会いました。長與善郎は西欧の強欲な植民地政策と違って、五属協和の「王道楽土」を目指しているのだと書いていますが、実際は日本のエゴがまかり通っていた状態だと思われます。しかし朝鮮でも満州でも学校や病院や工場など建て、これらが敗戦後朝鮮や中国の近代化に役に立ったことは紛れもない事実です。イギリスなどインドにそのようなことは一切やっていません。このくらいは感謝して欲しいと思いますが、朝鮮での「バカヤロウ」とか中国での「平手打ち」の評判が悪くて、悲しいかな、日本人はあまりよく思われていないようです。自戒として心の底では染まぬことかもしれませんが、態度では他の近隣の諸国の人々に対して親切にしないといけません。「爆買い」をしてくれる中国人には、英語を習うよりは中国語を学んで、意思の疎通を緊密にしないといけません。