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関真興 滅亡から読み解く世界史

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関真興 滅亡から読み解く世界史


      関真興は監修者ということで、中味の個々の文は別の人が書いているようです。大概は巻末に執筆者の名前が載っているものですが、それがありません。関真興は塾の先生ですから、塾生をいい大学に入れて、それらが史学の大学院生になって、それらがアルバイトで書いたものかもしれません。名の知れた歴史学者の書いたものなら、名前を出さないのはおかしいので、出ていないとすると、関の教え子たちに書かせたものでしょう。テーマを与えて、レポートの提出を受け、見返りに1,2万円くらい渡し、多分塾生たちはそれで焼肉でも食ったのでしょう。

「この本が企画された目的は、歴史上に存在した帝国と言われる国家体制が、滅亡や原因や過程なども考えた上で、その国家がいかなるものを後世に残したかを考えることにあった。・・・古代エジプトの歴史が我々にいかなる影響を与えてくれているかは、簡単には説明できないものがある」

実際この本では明確な説明はないようです。私の読みも雑ですから、確信は持てませんが、ただ歴史的な推移を書いているだけのように思われます。歴史家の大御所のトインビーくらいなら、ああだこうだと大見得を切れるかもしれませんが、歴史家のひよこではそのような大それたことは出来ないでしょう。歴史を見て自分の哲学を開陳するということはありません。「本当の歴史は、滅亡からスタートする」と気のきいた言葉を表紙につけています。日本も敗戦から70年経ち、明日オバマが広島にやって来ます。しかし気にかかることは、何で日本に捕虜にされた元軍人をわざわざこの機会に連れてくるかということです。謝りたくないというのはわかるけど、日本も捕虜たちにひどい仕打ちをしたのだといって、原爆とおあいこでと言うつもりなのでしょうか?

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