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読書

馬渕睦夫 グローバリズムの終焉


       今シリアで毒ガス爆弾が振りまかれ、アメリカがそれに対して報復すると言っています。もともとISなるものもアメリカのCIAが養成したものだと馬渕は言っています。ブッシュ大統領時代から、グローバリズムのネオコンが中東の諸国にISを養成し、ネオコンが支配しやすいように、ISを使って、無政府状態にして、自分たちに都合のいいような政府にするために活動していたのです。シリアをこのようにむちゃくちゃにして難民を生み出す意味は何かというと、それらの難民をヨーロッパに向かわせ、ヨーロッパそのものを混乱させようとする意志があるのです。ネオコンの成員はロシアやヨーロッパから追われたユダヤ系の人々です。彼らは国境にたいして怨念を持っています。国境の無い自由に行き来する世界を望んでいます。かつてドイツでユダヤ人絶滅の憂き目にあいましたし、ロシアでもひどい目にあっています。どの国にあってもユダヤ人は浮いている状態です。いつ何時殺されるかも知れないのです。ユダヤ人の諺で、ダイヤモンドや金を持って逃げるのではなくて、知恵や教育を身につけて逃げることを勧めています。金融資本を世界に張り巡らしたのは彼らの知恵です。この知恵の障壁になるのが国境です。ナショナリズムがこれらグローバリズムの最も嫌うものです。今までのアメリカ大統領はウオール街の意向を受けた人がなるのです。ところがトランプはナショナリズムを掲げて当選しました。シリア問題では今までの行きがかり上、手を出していますが、ウオール街の金融資本が望むようなグローバリズムを推進しようとはしていないようです。多国籍企業のアマゾンやアップルなどに高額の税金をかけようとしています。日本に対しても、アメリカを頼りにしなくて、自衛は自分でするようにと言っています。中国や北朝鮮や韓国やロシアを見ると、憲法9条の「正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し・・」がいかに虚しいかがわかるというものです。今から先は国益重視でいかないと、国の存続は危なっかしいということです。

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