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高山正之 プーチンよ、悪は米国に学べ

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高山正之 プーチンよ、悪は米国に学べ


         年末プーチンが日本に来るということで、この本を読む気になりました。高山は産経新聞の記者上がりで、反朝日新聞の論者です。と同時に反白人主義者でもあります。また原発問題では推進者でもあります。福島原発の事故があっても、原発の研究は怠らず、どんどん進めて行けと言っています。かつて第二次世界大戦の敗戦後、日本での飛行機製作が禁止された結果、この方面の研究が何十年も遅れたようなことになると警告しています。

中国人と英語を話す人種がなぜ大声で話すかの論拠として、彼らの言語の語彙の貧しさだと主張しています。微妙なところが言えないもので、自然と声が大きくなり、相手をいい含めようとしているのだという説です。日本人が英語を学ぼうとしたのは、江戸の末期、英国船の船長の長崎での乱暴狼藉のためだったということも言っています。何とかこのイギリスの野蛮人を理解しようとしてのことです。それで関連として思い出されるのは、アメリカインディアンのことです。アメリカにたどり着いた白人に対して、アメリカインディアンのワンパノアグ族は七面鳥などの温かい食事を与えたにもかかわらず、その翌年には酋長の首は切られ、「妻子一族はカリブの奴隷商人に」売り払われてしまいました。アメリカ大陸のインディアンたちはこれら白人種によって駆逐されたのです。これは聖書に問題があり、人間は自分たちだけであり、他は人間だと思っていないからです。そのような人間でいない動物如きのものに親切をほどかされて、いたく自尊心が脅かされたのでしょう。なにしろ彼らは祖国で同じ同国人からひどい目にあわされて逃れてきた人々です。人間とは他のものにひどい目にあわせるものだということが彼らの通念で、アメリカインディアンのように見ず知らずの人間に対して親切にするのは人間ではないと思ったのは間違いのないようです。アメリカでは毎年クリスマス七面鳥を焼いて祝っていますが、結局これは他人に対して意地悪くするのが人間であるということの再確認だと思われます。旧約聖書を読めば分かることですが、神に導かれた民は他国を征服し、その国の男たちは皆殺しにし、女たちは陵辱すべしと書かれています。アングロサクソン族は忠実にこれを実行しています。フィッリッピンの現大統領ロドリゴ・ドゥテルテの言い分も判るような気がしてきます。アメリカがフィリッピンを植民地にしたと時はひどいものでした。その点高山が強調しているのですが、日本の軍隊は慰安所を引きつれ、戦争したので、けっしてそのようなことはしなかった強調しています。どうも白人種は日露戦争以後、世界でのリーダーという地位を脅かされていると感じたのでしょう。日本人に対する悪口は、アメリカのメディアでは欠かさないように気を配っているようです。中国や朝鮮にけしかけて、あることないこと日本を貶めることに専念しています。なぜかというと日本に対しての無差別爆撃、原爆の罪を問われないためです。

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