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高田文夫 ありがとう笑名人

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高田文夫 ありがとう笑名人


三木のり平、由利徹、笑福亭松鶴、東八郎、古今亭志ん朝、すべてなくなってもうこの世にはいません。我々も死に絶えると、これらの芸人を思い出す人もなくなるでしょう。時代を一緒に生き続けたといった感じの芸人たちです。いまも多くの芸人が出てきていますが、もはや年を取った我々には消化しきられません。慣れ親しんだ芸人を反芻するのが無難でしょう。三木のり平、寅さん映画に出ていましたが、主役の渥美清を完全に食っていました。嵐寛寿郎の殿様の番頭役で出ていて、殿様に対する諂いの態度と、寅さんに対する不遜な態度の絶妙な切り替えには笑ったものです。由利徹は舞台の上でも、ライトが切れた時、女役者の股座に手を突っ込んでいたそうです。笑福亭松鶴、ブルドッグのような顔をして、飲み代はみなツケ、芸人を多く引き付けて来られても店側は困ったことでしょう。東八郎、特徴というものはなかったが、なんだかほんわかして人がよさそうな芸人でした。古今亭志ん朝は志ん生の息子、落語界のサラブレッド、グルメと酒で糖尿を患い、52歳で亡くなるとは!貧乏な志ん生が80過ぎまで生き、贅沢に育った志ん朝が52歳です。でも人気絶頂の時に死んだのですから、悔いはなかったかもしれません。
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