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高野秀行 極楽タイ暮らし

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高野秀行 極楽タイ暮らし


        この本はお客さんがくれた本です。最近私は店でタイの音楽ばかり聴いています。タイのポップや、歌謡曲、民謡など聴いています。何と女性がきれいなことか。高野も言っているようにタイの女性の足はすんなりと伸びて、0脚などいません。日本人の女性の足をタイでは「象の足」と揶揄しています。これはタイの母親はたとえ百姓をしていても、自分の女の子には農業を手伝いさせた後、必ず娘の足をマッサージしまっすぐ伸ばすようにしています。やはりタイでも女性の美しさで階級向上を願っているのでしょう。

日本でもかつて日本の男性の評価で「三高」といわれましたが、タイの国民の気質を表すのに、「三さ」と言われているのがあります。「サバーイ(元気だ、気楽だ、快適だ)」「サヌック(楽しい)」「サドゥアック(便利だ、都合がいい)」の三つです。それにもう一つくわえれば、「マイペンライ(大丈夫、たいしたことがない)」というものがあればタイの大概の国民性は説明できると高野は言っています。そこで私は日本の国民性を三つの言葉で要約してみました。「暗い」「苦しい」「くたびれている」というやはり「三K」になると考えました。

タイでは欧米人がタイの女性を連れてよく旅行をしているようです。それらの女性は全て愛人で、それも日本人から見ると顔の整っていないブスばかりだそうです。遠藤周作がフランスに留学した時、日本人のブスがまるで女王然としてフランスの男たちを引き連れていたと書いていますが、高野の解説によると、欧米人は顔のくしゃくしゃしたほうが東洋の神秘を感じさせるのではないかと言っています。日本の女性は最近よく世界で殺されたりしていますが、警戒心がないのではないかと思われます。タイの女性は組みやすいと思ったら大間違いです。食事など誘っても必ず友達を連れてくるそうです。結婚でもしようものなら、どこらともなく親族が湧いて出て、カネを貸してくれと言ってくるそうです。でも貸してもそのカネは返ってきません。日本の男たちは「サドゥアック(便利だ、都合がいい)」と思われているのでしょう。

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