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読書

G・エドワード・グリフィン 、マネーの怪物


    陰謀説の種本です。金本位制の復活を願っています。金の裏打ちのある兌換紙幣でないと、経済は正常化しないと言っています。不換紙幣を刷る連邦準備銀行は私企業で、近代からのほとんどの戦争は、この不換紙幣によって起こされたものと言っています。どんなにでたらめをして潰れそうになっても、国が税金から補填する仕組みを作り、おまけにインフレーションを起こし、気づかれずに国民から税金を吸い取っているということになっています。なにしろ紙切れですから、どんなに刷っても費用はかかりません。いつの間にかドルの価値が下がって、1ドルが0・5ドルほどの価値しかなくなっています。つまり0.5ドルほど連邦準備銀行が盗んでいることになります。日本がアメリカの国債を買っていますが、売り飛ばすことができなくてじっと持っているようですが、結局これは長い目で見ると、アメリカの借金がなくなっていて、日本には紙切れしか残っていないようになります。この仕組みを作ったのは金融の専門家ユダヤ人で、元をたどればヨーロッパのロスチャイルド家となります。各国にカネを貸ながら戦争を引き起こし、それでさらに儲けることを繰り返しています。ロシア革命もこれらの資金が流れてきて、労働者のために革命があったのではないということがわかります。日露戦争でも、このユダヤ資本は日露双方にレバレッジをかけ、どう転んでも儲けるように資金を貸し与えています。

この分厚い本は寝ながら読んでいる私の顔にたびたび落ちてきました。痛い目に合いました。日本銀行もバンバン1万円札を刷って、今の1万円札が1円くらいになると、日本の1000兆円の借金もあらかたなくなると考えると、それがいいのか悪いのかよくわからなくなります。

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