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J.C.マクローリン イヌ どのようにして人間の友になったのか

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J.C.マクローリン イヌ どのようにして人間の友になったのか


        野生のイヌが家イヌになったのはおよそ1万1千年前だそうです。野生のイヌも人間も集団で狩りをします。ライオンも集団で狩をするように見えますが、それは家族単位です。狼は家族もありますが、家族が集まり、大きな集団になっているのです。ライオンは他人の子供のライオンを食い殺しますが、狼は母親のいなくなった子供を他の狼が育てたりします。社会性があるということです。人間が森から出て、草原でマンモスなどを狩などすると、それを遠くから見守る狼がいます。狼も自分より大きな動物を襲いますが、人間が出てきて、狩りの大場を占めると、人間が狩りをした後の腐肉をあさるようになります。また人間もまわりにいる狼にマンモスの肉を投げ与えたりしていたかもしれません。徐々に人間と狼の交流が始まり、そのうち狼の子供を飼うようになります。それが家犬の始まりです。それから人間は自分たちに都合のいいような犬に改良していきます。犬から野生がとれていきます。まず耳が垂れてきます。それから尻尾も巻き方になります。野生の狼では耳が垂れたりすると、音が聞こえなくなり、生存できなくなるでしょう。巻き尾では速く走れなくなるでしょう。いまでは大きいものでは100キロもあるイヌもいますし、手のひらに乗るイヌもいます。残念ながら改良の最先端にいる犬は長く生きられないそうで、大型犬の寿命は10年くらいで、普通のイヌは16年ですから、その改良によってどこか無理を強いられているということがわかります。

私もかつて何度も犬を飼っていました。野良犬を拾ってきたものですが、犬は主人に似るということで、弱いくせに良く吼える犬が多かったと思います。今では街に野良犬が徘徊しているのを見ることがありません。昔は犬が昼間堂々とセックスしたりして、その後尻と尻がつながった犬がいたものです。我々餓鬼は棒を持ってイヌを叩いたりしたものです。そのようなことをすることで、人間も快楽の後には大いなる苦悩があるのだという再確認していたのではないかと思います。

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