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読書

NHKためしてガッテン魚のすごいコツ


     自殺サイトから若い女を選んで殺していた男が捕まりましたが、世の中嫌になって死にたがる人がいかに多いかを知りました。レシピ本を見ようとする人は死にたいとは思わないでしょう。私も明日とは知れない命ですが、このような本を眺めているということは、まだ死にたいとは思っていない証拠です。食事もマンネリになると、生きる意欲をそがれますが、単にこのような食べ物の写真を見ているだけで、胃や腸が蠕動して、精神からではなく、肉体のほうから、食べたい、生きたいという意欲が湧いてくるようです。

市販の蒲焼は熱湯をかけ、フライパンで焼いたらおいしいと出ています。たれが溶けて、味が薄まるのではないかと思いますが、保存料とか着色料が溶けてかえって健康的かもしれません。

干物のアジをよく食べますが、その食べ遺した骨や頭はダシにするといいダシが出てくると書いています。日本は食品の廃棄が多く、資源を無駄使いしているようです。昔の日本人は魚を食べた後で、残った骨や頭に熱いお茶をかけてそれを飲んでいました。このように慎ましい生活をして、やがて日本は産を成し、裕福になりましたが、貧困だった先祖たちの精神も同時になくなったようです。驕れるものは久しからずというように、贅沢をするようになると、その国の亡びは近いということは歴史が繰り返して証明しています。ダシに出した後のイリコも佃煮にできます。私の父もダシを出した後の昆布を刻み込んで砂糖味醂酒醤油で塩こぶを作っていました。明治、大正、昭和も段々遠くになり、やがてこの平成も天皇の退位で、もうじきなくなるでしょう。その後の日本はどうなることやら?今年、サンマは丸々と太ったものはありませんでした。シラスも不漁で、日本近海も温暖化で魚の生態がおかしくなっているようです。おまけに人間が出したプラスティックの小片が海に流れ出し、魚の体内に入っているようです。あれこれ考えると疎ましい限りですが、何とか地球は恒常性を保って欲しいものです。

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