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M・ローウェイ 占いと神託

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M・ローウェイ 占いと神託


    チベット、中国、日本、古代ギリシャ・ローマ、ゲルマン、バビロニアとヒッタイト、古代エジプト、古代イスラエル、イスラムの占いを各学者が説明をしています。中国の亀甲を焼いてそのひび割れから占いをしていました。日本では最初鹿の肩甲骨を焼いていましたが、それを「太占」(ふとまに)といっていました。それが当時の先進国であった中国を意識して、「7世紀中葉」から中国と同じように亀甲を用いるようになりました。霊夢について、天皇が即位するときには「神坐」というものが作られ、それはベッドみたいなもので、「先祖の神々と夢で出会い、来るべき御世についての助言」を求めてそこで眠ったのであろうと言っています。恐山のイタコのように、憑依した人の言動を解説する審問官がいます。有名なのは大本教の憑依のなおと出口王仁三郎がいます。明治時代のころには、各村々にそういう人がいて、その年の豊作か不作を占っていました。現在では憑依する人は精神病院に閉じこまれてしまいます。

ゲルマンでは馬を歩かして、その馬の動きで占いをするといったものがあります。鳥の飛行の軌跡を見て占いするものもあります。

今からの占いは天気予報のようにデーターを駆使できる「審問官」の人がやっていくことになるでしょう。

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