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芸能界の息子たちはどうもうまくいかない人が多い。萬屋錦之介と淡路恵子との間の息子に一人はバイク事故、もう一人は窃盗などして後に自殺。期待が大きいのでそのプレシャーで自滅するのでしょうか?三田桂子の息子もまたまた覚醒剤で最近捕まっています。
映画界ではあまり整った美男子は成功しないというものがあったようです。萬屋錦之介も若い頃は美しい顔立ちで、美空ひばりの相手役をやらせてもらっています。美空ひばりの引きだて役です。それが中年にさしかかるころから、個性が現れたというか、多分この武将はこのような者だろうなという感触を表現する俳優になっています。美男俳優の枠を取っ払ったのです。
晩年自分のプロダクションが倒産し、病気にもなり、64歳で亡くなっています。この本ではページごとに写真が載り、楽しく昔がしのばれた次第です。
大金持ちの森永卓郎が「プア充」を唱えると少し不信な気持ちになりますが、かつてテレビで大バッシングを受け悲惨な目にあった学者の島田裕已が言うとなんとなく納得できます。世間をきらびやかに渡るのは危険が多いということです。私のように金持ちや才能ある者に対して怨嗟の気持ちの強いものが日本には多いのですから、ちょっとした失言などで過去の経歴が無になるようなことが起こるのです。最近ではテレビコメンテイターの玉川何某も出て来なくなりました。京大での玉川が法大での菅前首相を馬鹿にしたということで、とりわけ学歴コンプレックスを感じている人々の癇に障ったということは間違いのないようです。このような社会が面白いと言えば面白いのでしょう。ドストエフスキーの名言で「恋の悩みや嫉妬はすべて退屈のなせる業なのだ」と書いていますが、この格言を普遍的に広げてこう言いなおしたほうがいいでしょう。
「すべての社会事象は退屈のなせる業なのだ」
平成27年に相続税の法律が変わり、今までかからなかった人たちにも相続税がかかるようになっています。私の場合妻も子供もいないのですから、妹が一人だけで3600万円の基礎控除しかありません。不動産と流動資産がこの額を超えると相続税がかかります。1000万円だと税率10%で、それからの控除額は0円、1000万円から3000万円では税率15%で、控除額は50万円、3000万円から5000万円までだと20%で、控除額200万円・・・となっています。不動産の相続だけでは相続税を払う必要はありません。預金の関係で少し払うようなことが起こるかもしれません。それは私が死ぬまでいくら預金を残せるかにかかっています。きれいに使い切れば、妹は相続税を払う必要がありません。なかなか死に際の目ぬき方が難しいところです。
2015年ごろからアメリカの白人種の寿命は長くなるどころか反対に短くなっていると統計で出ています。理由は人種間の差別です。かつて奴隷としての黒人、こき使ってもいいようなアジア人種、その上に君臨していたのが白人種です。気分が悪ければ裁判もかけないで黒人やアジア人をリンチしていた時代がつい最近までありました。それが長年の公民権運動で白人の横暴さが許されなくなり、公平さが浸透すると、白人種は自分の権利が侵害されたような気持になってきます。その代表者がトランプで、この前の大統領選ではトランプの支持者は銃を持ってホワイトハウスに乗り込み、西部開拓時代に戻そうとしていました。すぐ鎮圧されましたが、もはや白人種の好き勝手はできないような状態になりつつあります。
「ずっと恵まれていれば、公平は抑圧に近いものになる」
思うようにいかないことで白人種は抗うつ剤や鎮痛剤を飲むようになります。これら精神薬剤がとりわけ白人種の男性の寿命を縮めているのです。
日本でもやがて寿命の延びは止まり、長く生きていても病気がちでは意味がないということで寿命が縮まるかもしれません。
私の場合、母が先に亡くなっているので父は遺言書で、子供三人のうち私だけに不動産と預金現金を与えると書いてくれていまいた。私は欲張りでないので、兄と妹、それに亡くなったもう一人の妹の甥に預貯金や現金を分割して渡しました。私が親の商売を引き続き、介護までしたということで父はそのような遺言書を書いてくれたのでしょう。やがて今私は自分で遺言書を書かないといけない時期になっています。私には妻も子供もいないのでただ一人生き残っている妹にすべて行くでしょう。父の相続のときも預貯金を引き出すために戸籍謄本を方々から取り寄せたり、不動産の所有権移転を自分でやりましたが、面倒なものです。司法書士に任せたりするとカネを取られるので一人でやりましたが、商売をしていたので時間が取れたからです。森永卓郎も銀行預金の引き出しに苦労しています。ある銀行で苦労して集めた戸籍謄本をもっていったら、通帳の残高は700円しかなかったそうです。はじめからそう言ってくれれば、このような手間はかけなかったとこぼしています。