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小学生の読本ですが、簡潔にまとめられ、なおかつ数々の絵巻が載っていて、見るに楽しい本です。鳥獣戯画は平安末期で出来上がったものですが、飛鳥奈良時代から仏教の影響から絵巻は作られていました。1500年以上前からこのような美しい絵巻が作られてきたということは日本の文化の高さを思い知ることができます。現在の日本のアニメの趨勢も先人から養われた才能によるものだと思われます、いつも言われるように、天才が一人出てもどうにもなりません。裾野が広がってこそ、天才も映えてくるのです。別の言葉で言えば高い才能を持ったものから天才は生まれてくると言えるでしょう。人口減少の日本は現在裾野が狭まりつつありますが、その解決策には相撲界にそのヒントがあると思われます。優秀な力士を高収入で呼び寄せるのです。日本人としては悲しいところもありますが、モンゴル力士が優勝してカネを稼げば、それが本国に知れてますます日本は黄金の国ジパングと憧れ、ますます強いのが来ることでしょう。このようなことをまずやったのはアメリカです。アメリカは各国の優秀な人材を入れ、世界の覇権を握ったのです。大谷翔平の給料は何十億にもなり、日本の球界では払いきれません。イギリスで大人気になった「パンツをはいています」というお笑い芸人も今や日本よりは海外で大活躍をしています。
一時ワイドショウをにぎわした男です。元警察官で金に困って宝石商と街金の二人を殺した男です。警察退職後新宿で居酒屋をやり、失敗、負債が膨らんで、短絡的にこのようなことをしでかしました。多くの元同僚から借金をし、その払いのために頭がおかしくなったのでしょう。食べ物商売で見栄を張ってはいけません。細かい稼ぎなので、手元にあるお金がすべて自分のものだと思っては間違いのもとです。そこには目に見えない税金も保険なども入っています。おばさん一人がやっているお好み焼き店がある面長く続く店です。男は少しで儲かると支店を出そうとします。店が増えるということは売り上げも上がるが、借財も上がるのです。何億円かの規模になると、税理を学んだことのないものには無理で、どんぶり勘定になるのは目に見えています。警察官上がりでは店に来る暴力団員を締め出すことができますが、入ってきた金の適正な処理には不向きでしょう。
まだ死刑執行は行われていません。この本の発行が2006年で死刑判決から20年たっているといっていますから、現在ではほぼ40年ばかり経っているということで、84歳になっているはずです。死刑囚と言っても、おとなしくしている必要はありません。澤地のように法律的な問題をゴチゴチいえば、何とか生きながらえることができるらしい。世界的趨勢によれば死刑廃止の方向に進んでいるので、このまま無期懲役で人生を閉じるかもしれません。
中学生ころから45歳まで少年院や刑務所に出たり、入ったりした人です。主に覚醒剤で捕まっています。父親は自殺、母親は刑務所から出られないようにしてくれと言っていました。このようなしょうもない男でも結婚を機にして立ち直ります。でもよくもまあこのような男と結婚しようとしたものです。創価学会の信者で彼女もそんなに恵まれた育ちをしていなかったので、この男に深く同情できたのでしょう。更生しようと働いていても、警察官に免許証の提示を求められ、その免許証から過去の犯罪歴がわかると、すぐに小便を出せといわれます。拒否すると警察署内に引っ張られます。そのようなことで仕事を辞めざるをえなくなります。片手間仕事で儲けた金で公園などでポップコーンに機械を据えて子供たちにボランティアでくばっています。ここでも警察官の息子のガキが来て、保健所の許可をとっているのかとかいやがらせをいうようです。たぶんこの息子も将来嫌味たっぷりの警察官になる素質があります。
誰しも長生きをしたいと思って、あれを食ったら長生きする、これを食ったら短命に終わるとか各自好きなようなことを言っていますが、はっきり言って「エヴィデンス」はないのです。このようなことを言う人は科学的精神の持ち合わせはありません。シャーマンと同じで思い込みだけです。医学も最近科学の体をなしてきたばかりで、200年前では瀉血が治療法で、血を抜き取っていました。散髪屋さんが外科医です。散髪屋さんのネオンの赤は血、白は包帯、青はよくわかりませんが静脈、赤が動脈という人もいます。石器時代には頭外骨に穴をあけて治療跡が見つかっていますが、果たして彼の頭の病気は治ったのでしょうか。中世では拝み屋さんや僧侶が念仏を唱えて治療にあたっています。今から見ると笑えるのですが、そうと言っても、4,500年たつと今の治療法も笑われるものかもしれません。岩田健太郎の言うところ、スーパーで安く買い物し、それらを自炊し、満遍に食べることが健康食だということです。
始皇帝は50歳で亡くなりました。晩年は健康オタクになり、不老不死の薬を求めましたが、大方詐欺で、学者などを焚書坑儒したように詐欺者どもを生き埋めにしています。始皇帝も独裁者なら女や酒におぼれて過ごしていたのではないかと思いましたが、優秀なブレーンに囲まれ、これらのものを理解する知性を持っていたことがわかります。韓非子も始皇帝に大きな影響を与えましたが、季斯の讒言により、毒をあおがされます。この季斯も始皇帝亡き後八つ裂きの刑にあっています。その他、呂不韋、嫪あい、趙高など晩年。悲惨な死に方をしています。「昧死言」とは「死罪を覚悟して申し上げる」ということで、このようなことから中国では意見を言うのも大きな声になるのでしょう。